リンを運び出す、アイアンパワー 高リン血症治療剤 リオナ錠250mg

リオナ 鉄の体内動態[参考]

経口摂取された鉄の大部分は吸収されずに便中に排泄されます。吸収された一部の鉄は主に骨髄における赤血球産生に利用され、寿命を終えた老廃赤血球中の鉄は脾臓等の網内系で処理され再利用されます。その他、ミトコンドリア内の呼吸鎖(電子伝達系)における電子の受け渡し、活性酸素の分解、ビタミンDの活性化・薬物の代謝酵素等に利用され、一部の鉄はフェリチン(貯蔵鉄)として肝臓や脾臓に存在します。
吸収された鉄の排泄は主に皮膚の脱落や汗から行われますが、血液透析患者においては透析後の回路内残血や血液検査時の血液(採血)でも鉄は喪失されます。

鉄の体内動態の図

用語解説

ヘモグロビン
内部に鉄原子の結合した酸素と二酸化炭素の運搬体です。体内の鉄の60%~70%はヘモグロビンに存在します。
血清フェリチン
フェリチンは細胞内の鉄結合蛋白で、内殻に鉄が存在しないものをアポフェリチンと呼びます。血清フェリチンは、フェリチンの一部が鉄と結合しない状態で血漿中に放出されたものです。